2階のすりガラスの向こうには何やら怪しげなマネキンがずら~り、小さい頃は凄く怖かった・・今でも怖いです。
そんな怪しげな建物はなんとビスケット工場の一角にあって、その名も『レトロスペース坂会館』。ついに足を踏み入れてしまいました。
レトロスペース坂会館 (坂ビスケット)
実はここ隣接するビスケット工場の社長さんがやってる資料館、しかも入場無料!
看板にスプーンやフォークが書いてあるように昔は大衆レストランとして営業していたようです。
△何のビスケットを作っているかというとコチラ、北海道民には馴染みが深いあのABCの形をしたビスケットを作っている会社です。ほら、トラックはこんなにメルヘン♪
と、写真も撮りつくしたので意を決して入ることに、入り口からすでにカオスでしたが怖がらずに扉をオープン!!
書きます、先に書いてしまいます。ここ、入ってすぐの空間が一番パンチあります。
写真貼れるレベルの物が無いくらいパンチあったので載せていいものか凄く悩みましたが、歴史的見地と芸術的見地で鑑賞したので一番最後にふんわりと濁しつつ貼っておきます。
気になった方は「レトロスペース坂」で画像検索したらいっぱい高画質で見れるのでそちらから是非!もしくは行け!直接行って感じるんだ!!
それではとりあえず当り障りのない写真をどうぞ~!
△コチラの方こそこの「レトロスペース坂会館」の館長・ビスケット工場の社長坂さん!
後ろに見切れている怪しげな肢体は心霊写真ではありません。
△館内には無造作に名刺も置いてあるので欲しい人は探してみよう。
時間がゆっくり流れています( ˘ω˘ )
△昔の医療薬とかがズラリ、入り口直ぐがこんなかんじなので不気味で結構怖い。
シザーマンが出てきそう。
△お菓子のおまけ?とても色鮮やかなプラ製のおもちゃ、これが一番惹かれたかもしれない。
最近こういうおもちゃみないよねー。
△日用生活品、ランプとか昔のガラス製品は綺麗でいい感じ、気泡が入ってるのもまた美しい。
見たこと無いシャンプーなんかもいっぱい、中身も入ってるのでプラスチックが溶けないのか心配。
△コップとか香水とか、まんだらけで売ってるものもあってお宝鑑定団気分、これだけあったら凄いもの眠ってそう。
△小さい缶とマッチ箱、小さい缶がすごく可愛い!昔は何が入ってた缶なんだろう、フリスクじゃないし・・。
マッチはさりげに破廉恥マッチ、飛び出す大人の絵本ですね。
△謎のキラキラキーホルダー とガラス細工とか、きれいな部分だけを集めてみました。
キレイな坂会館。この周りには相反するエグい展示がいっぱいあったり無かったり。
この醤油差しは「崎陽軒(きようけん)」っていう横浜のシュウマイ屋さんのものらしいです。
崎陽軒|ひょうちゃん
△後ろを振り向くと奴が・・・!誰がこの絵OK出したんでしょう、明らかに狂気に満ちている。
にしても手と顔のバランスおかしくない?
△レトロスペースに来るお客さんから「何か記念になるお土産は無いの?」といわれて作った(ファンの人が作ってくれた)坂館長グッズなどもあります。
ご用命の際はカウンターまで!
歴史感じちゃう・・
エロティシズムと戦争と日常が入り混じった不思議な異次元空間でした。
いや、エロの展示が多すぎてエロだよエロ。エロのイメージしか無いよ、鮮烈。もぅっ!
意外とお客さんもいて次から次に人が入って来てたのにもびっくりしたけどね。
なかなかカオスな空間なので間違っても恋人とか子連れで来てはいけないよ、絶対だよ!
『レトロスペース坂会館』
月~金 11時00~18時30
※土曜不定休
休館日:日曜、祭日
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